
そばラボの活動記録を掲載中
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戸狩温泉・トガリン村むらづくり委員会事務局
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トガリン村のそばラボ・ そばのつなぎオヤマボクチの栽培
オヤマボクチはキク科ヤマボクチ属の多年草。山菜としてのヤマゴボウの一種。ゴンパ、ヤマゴンボと呼ぶ地方もある。語源は、茸毛(葉の裏に生える繊維)が火起こし時の火口(ほくち)として用いられた。
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雄山火口(おやまぼくち)は、古くから飯山市富倉地区でそばのつなぎとして使用され、その歴史の古さは定かではありません
そのオヤマボクチからつなぎになる繊維を取り出す作業は、そばを打つ作業とは比較にならないほどの手間と忍耐が必要です
収穫したオヤマボクチの重量の600分1程になると言われています。
オヤマボクチは、自然の中に自生していますが、そば店で使うにはとても足りなく石田屋では栽培をしています。
これまた畑の管理をするのが大変、草との戦いです
収穫は7月から雪が降る直前まで行われます |
トガリン村・オヤマボクチの栽培記録 |
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3月タネをまいて芽出し
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14年どんどん畑を増やしています
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一本一本手で植えていきます |

7月収穫開始高さ1.8mくらいになります
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葉脈を取り出します
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重層を入れ3〜5時間煮ます
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清流で洗い流し繊維を取り出し
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完成品です
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オヤマボクチのタネ
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こうして蕎麦処・石田屋一徹のオヤマボクチ入り富倉そば、信州ぼくちそばが作られます。
オヤマボクチ購入は こちらから
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3年で成長が終わりタネを付けます
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オヤマボクチ入り蕎麦に挑戦してみたいという方に、販売もいたしておりますメールでお問い合わせください |
北信州ボクチそばNetWorks |
北信州にはオヤマボクチをつなぎとした手打ちそばが6市町村のそば屋さんで提供されています。
ルーツはと言うと、それはやはり富倉そばが最も古いのではないでしょうか。
各地区で名称を付けて頑張っていますが、今回それぞれのそば屋さんに呼びかけ、お互い協力し合いオヤマボクチ入りの何とも不思議な特徴のあるそばを、世に売り出しませんかとお誘いし、「北信州ボクチそばNetworks」と言う会を立ち上げる事になりました。
長野県の板倉副知事さんのご協力もあり22年3月9日に発起人会、4月には発会式を行いたいと思っています。
オヤマボクチの収穫の大変さ、繊維が入るためにこねる大変さ、そして延ばしにくい、しかし出来上がったそば切りは、
通常のそばでは考えられない蕎麦の味、一度食べた方は必ずやみつきになるでしょう。
しかしその製造工程の大変さから大量にできない、だからこの狭い北信州の地から外に出る事は無かった、
それが「幻のそば」と言われるゆえんか。 |
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